現場の種類が広いということ
高木工業所有限会社が関わる建設現場は、住宅から商業施設、公共施設まで多岐にわたります。同じ鳶鍛冶の仕事でも、扱う建物の形状や規模が変われば求められる工法も変わってきます。異なる条件の現場に触れるたびに新しい工夫を学べるため、経験は一つの型に固まらず積み上がっていきます。茨城県守谷市を拠点としながら、一都三県まで足を延ばして活動する。この行動範囲の広さが、そのまま経験の幅につながっています。
鉄骨を組み、溶接でつなぐ
建物の骨格をなす鉄骨工事や足場工事は、高木工業所有限会社の中核を占める仕事です。金属を溶かしてつなぎ合わせ、思い描いた形へ仕上げていく溶接工程には、ほかの作業では味わえない独特の手応えがあります。火花が飛び散る緊張感のある作業でありながら、狙った箇所を正確に仕上げられたときの小さな達成感が、少しずつ大きな自信へと変わっていきます。
道具の扱い方や溶接の角度など、覚えるべきことは決して少なくありません。それでも未経験から始める人が一つずつ内容を理解しながら進められるよう、現場が支える体制を敷いています。取材していて、火花の散る現場の話を語る職人の表情が妙に生き生きしていたのが印象に残りました。モノづくりが好きな人にとって、鉄を扱うこの仕事は性に合うのだろうと感じます。
守谷から一都三県へ、拠点と体制
高木工業所有限会社の事務所は茨城県守谷市野木崎396、電話は0297-48-0507です。営業時間は9時から17時、定休日は日曜。代表は高木裕行氏が務めています。守谷市を起点に一都三県の現場へ向かい、住宅規模の工事から公共の大きな建物まで、条件の異なる案件に幅広く対応してきました。
半世紀の実績で培った技術力を軸に、大手ゼネコンからの継続的な依頼へ応え続けています。現場ごとに出会う人とのつながりが増えていくことも、この仕事ならではの広がりです。多彩な現場を渡り歩くほど視野は自然と広がり、職人としての厚みが増していきます。


