通話とチャット、二つの入り口を選べる
相談のハードルは、入り口の数だけ下がる。心理カウンセラーまいは、LINEのビデオ通話と音声通話に加えて、文字でやりとりするAIチャット相談の窓口も設けている。声を出すのがしんどい日はチャットで、顔を見て話したい日はビデオ通話で——その日の調子に合わせて手段を切り替えられる。最初はチャットで様子を見て、慣れてから通話へ移る人もいる。
どの手段を選んでも、全国どこからでも利用できるのが前提になっている。札幌の相談室まで通う必要がないぶん、移動の時間も交通費もかからない。個人的には、この身軽さが「一回きりで終わらせない」相談のしやすさにつながっていると感じた。
夜遅くまで開いているという安心
受付は朝9時から深夜0時まで動いている。昼間は仕事や育児で埋まっていて、自分の時間が持てるのは家族が寝静まったあとという人にも、相談できる余地がある。定休日は不定休で、曜日で予定が決まってしまう窮屈さがない。急に話を聞いてほしくなったときでも、時間帯の幅が受け皿になってくれる。
予約前に雰囲気だけ確かめたい人は、まずAIチャットで短く問い合わせてから通話に進む流れも取れる。いきなり本題に入らず、どんな相談ができるのかを聞くだけの一往復でもかまわない。相談を始めるまでの助走を、本人のペースでつくれるようにしている。
気持ちを否定されずに整理していく
相談の中身は、話を否定せずに聞くという一点で貫かれている。恋愛や対人関係、夫婦や家族のこと、職場のストレスや将来の不安まで、生活のあらゆる場面の悩みが持ち込まれる。心理カウンセラーまいはそれらに札を貼らず、会話を通して気持ちの整理を手伝っていく。
自己肯定感が下がっている、愛着障害の傾向で人との距離に苦しんでいる——扱いにくい感情も相談の対象に入っている。うつや不安障害そのものの治療は医療の領域にあり、心理カウンセラーまいが引き受けるのは日常で感じるつらさを聞く部分だ。話すうちに、こわばっていた気持ちがゆるむ瞬間が訪れることもある。
札幌に根ざし、幅広い世代を受け入れる
拠点は札幌市北区新琴似十条11丁目、郵便番号001-0910にある。性別を問わず、若い人から年配の人まで、さまざまな世代が相談に訪れている。電話は070-9066-4030、営業時間は9時から0時まで。心理カウンセラーまいはこれまでの経験をもとに、相手の状態に合わせて話の聞き方を調整している。
占いのタロットを扱うメニューも別に用意され、言葉にしにくい気持ちを別の角度からたどりたい人が選んでいる。利用した人の感想はサイトの「お客様の声」に載っていて、申し込み前に目を通す人もいる。地元札幌に軸を置きながら全国の相談を受ける形が、この相談室の輪郭になっている。


