安定した発注量の背景にある、大手との取引関係
道路業界の大手企業と継続的な契約を結ぶ有限会社ユウコーポレーションは、年間を通じて発注が途切れない事業環境の中で施工を続けてきた。東京都江戸川区・春江町に拠点を構え、アスファルト舗装・外構工事・足場等仮設工事をはじめとする複数の工種で都内各地の現場を担う。公共性の高い都道・区道の補修から、新築マンションに付随する外構整備まで、案件の性質は幅広い。
安定した受注は単に仕事が多いという意味にとどまらず、若手スタッフが場数を踏みやすい環境をつくる。入社直後から現場に入る機会を得られる職場環境は、技術習得のスピードに直結する。「腰を据えて長く働ける環境」という同社の言葉の根拠がここにある。
採用の間口を広く保ち、意欲で評価する
有限会社ユウコーポレーションの採用基準に、学歴・資格・経験の縛りはない。必要な資格は入社後に取得を目指せるため、土木の仕事が初めての人でも選考に進める。10代から30代を中心に採用しており、やる気を最優先する評価軸が採用ページに明示されている。
遠方から上京して働く人材には専用の社宅が用意されており、転居の手間と費用の負担が軽くなる。「未経験でも応募できる」という事実が定着しているのは、実際に多くの未経験入社者が現場で活躍しているからだ。こうした実績の積み重ねが、採用への信頼感を作っている。
公園・駐車場・区道——地域の日常に触れる現場
一般道路の舗装、駐車場の整備、公園の整地、新築マンションの外構——有限会社ユウコーポレーションが手がける案件は、地域住民の日常生活に直結するものばかりだ。区道の路面が補修されれば通学路の安全が戻り、公園の整備が完了すれば地域の憩いの場が生まれる。施工の結果が地域の景観と機能に反映される仕事だ。
現場ごとに求められる技術が異なるため、作業員一人ひとりが多様な経験を積みやすい。「幅広い工事に対応」という説明が形だけにならないよう、工種の多さが日常的な仕事の中で実感できる環境になっている。正直なところ、こうした多工種対応の会社は思いのほか少なく、取材して初めてその幅の広さを実感した。
「誠実・クリーン」を旗印に、次の世代へ技術をつなぐ
「クリーンで誠実なイメージを確立することを大きな目標とする」——有限会社ユウコーポレーションのビジョンに掲げられたこの言葉は、対外的なブランディングというより、社内の行動基準として機能していると見受けられる。施工現場での安全管理と品質への向き合い方が、この一文に凝縮されている。
次世代の職人育成と技術継承を明確な方針として掲げており、即席の人員補充ではなく継続的な人材形成を重視した採用姿勢が際立つ。土木・鳶・外構といった職種は熟練者が減少しやすい分野だが、未経験を積極的に受け入れて育てる仕組みを整えることで、業界の担い手を社内で生み出し続けている。


