限られた予算でも妥協しない家づくりの姿勢
「お金をかけていい家を造るのは当たり前」——(有)中津山工務店が掲げるこの言葉には、予算の制約がある中でこそ本領を発揮するという自負がにじんでいる。代表の中津山俊希氏が率いるチームは、施主の暮らし方や将来設計を丁寧に聞き取ったうえで、無理のない範囲での工事プランを組み立てていく。さいたま市岩槻を拠点に平成11年から事業を続けており、感謝される「本物の家造り」を一貫して掲げてきた。予算ありきで提案が縮こまるのではなく、限られた条件の中に工夫を詰め込む発想が根底にある。
個人的には、この理念を会社の看板として正面から打ち出している点が印象的だった。高額な施工事例を並べるよりも、「限られた予算の中で夢の住まい造りを叶える」と明言する工務店は意外と少ない。施主側からすれば、相談の入り口で気後れしなくて済むという声も聞こえてきそうだ。こうした姿勢が、創業から20年以上にわたって地域で仕事を続けてきた土台になっている。
第三者機関の保証が裏づける施工品質
住宅保証機構の住宅完成保証「すまいるガード」に登録し、JIO日本住宅保証検査機構の基準もクリアしている。これらは施工途中の倒産リスクや構造上の欠陥に備える仕組みで、審査を通過していること自体が一定の技術水準の証明になる。建設業許可や各種認定も取得済みで、法令面での体制は整っている。住宅リフォーム紛争処理支援センターにも加盟しており、引き渡し後のトラブル対応にも窓口が用意されている状態だ。
新築を検討中のある施主は、「保証制度がしっかりしているかどうかで依頼先を絞った」と話していたという。複数の第三者保証に対応している工務店は、特に小規模事業者の中では数が限られる。(有)中津山工務店の場合、産業廃棄物処理業の許可まで自社で取得しているため、解体や廃材処理を含めた工程を外部任せにせず進められる。こうした許認可の幅が、見積もり段階での透明性にもつながっている。
日常の困りごとにも応じるフットワーク
急な水漏れや建具の不具合など、生活の中で突然発生するトラブルにも対応している。フリーダイヤル0120-994-706で相談を受け付けており、営業時間は8時から17時。大規模な新築だけでなく、ちょっとした補修や部分的なリフォームも引き受ける方針で、工事の大小による選り好みがない。さいたま市内を中心に動いているため、現場までの移動時間が短く抑えられる点は地域密着型ならではだろう。
たとえば、築年数が経った住宅でキッチン周りの使い勝手を見直したいといった相談から、工事につながるケースもあるようだ。日常の動線や収納量を踏まえた提案をしてくれたという利用者の声が目立つ。リフォームの場合、住みながらの工事になることも多いため、作業時間や騒音への配慮も求められる。経験を積んだ職人が現場で段取りを調整しながら進めていく流れだ。
新築からメンテナンスまで途切れない対応範囲
(有)中津山工務店は建設工事の施工だけで関係が終わるわけではなく、引き渡し後の維持管理や将来的な改修まで相談先として機能し続ける。新築時の図面や仕様を把握しているからこそ、数年後に手を入れる際にも話が早い。こうした継続的な関係性は、地元で長く営業している工務店だからこそ成り立つ部分がある。さいたま市岩槻という限られたエリアで評判を積み重ねてきた事実が、そのまま信用の蓄積になっている。
住まいに関わることならどんなことでも引き受けるという方針を、実際に小さな修繕から大規模改修まで幅広くこなすことで証明してきた。地域の施主にとっては、何かあったときにまず電話できる先があるという安心感は大きいと感じる利用者も多い。建設・リフォーム・廃棄物処理まで自社の守備範囲に収めているため、複数の業者に分けて依頼する手間が省ける。この一括対応の体制が、特にリピーターからの評価を支えている。


