軽貨物の現場に「未経験でも即戦力」を育てる研修設計
配送未経験の人が最も不安に感じるのは、「自分に本当にできるのか」という点だ。株式会社APERTOの研修は先輩ドライバーが同乗し、一宮市内の固定コースを実際に走りながら業務を体に覚えさせる実地型を採用している。荷物は片手サイズの段ボールが大半で、積み方から配達先のやり取りまで現場で完結して学べる。普通自動車免許のみで開始できるため、資格取得のための準備期間がいらない。
研修中の報酬支払いは、生活の心配をしながら学ぶという非効率な状況を排除するための制度だ。「初日から収入がゼロにならないのが精神的に大きかった」という声が届いており、金銭面のストレスが学習効率に与える影響を理解した上での設計だと感じる。固定コースへの習熟が進めば、個人的な裁量で動ける時間が自然と増えていく仕組みになっている。
収入と自由が同時に成立する業務委託の形
担当した配送を終えれば帰宅できる。残業の概念がなく、昼休みのタイミングも自分で決められる。希望休は100パーセント取得できるよう調整が入るため、趣味や家族の時間を確保しながら本業として稼ぐことが現実的に成立する。週払いも対応しており、月に何度かまとまった収入を受け取れる柔軟さがある。
「平日に子供の病院に付き添えた」「旅行の予定を先に決めてからシフトを入れた」という声が届いており、生活の主導権を自分で持てることへの評価が高い。自家用車がない場合でもレンタカーを借りて稼働できるため、車両の有無が参入障壁にならない設計だ。稼ぎたい意欲がある人には報酬が増え、休みたい希望がある人には柔軟に対応する。
スタッフ同士のつながりが職場の空気を作っている
業務委託のドライバーは孤独になりがちだが、株式会社APERTOはイベント運営によってその問題を打破している。焼肉、バーベキュー、旅行と、季節ごとに開催されるスタッフ交流の場が横のつながりを定期的に更新していく。正社員と同等の密なコミュニケーションを維持するという方針を掲げており、業務上の相談だけでなく雑談ができる関係性が職場に生まれている。「メンバーと仲良くなってから、仕事の悩みを相談しやすくなった」という声が目立つ。
独立を目指すドライバーには、担当コースを引き継ぎながら経営に関する知識を惜しみなく共有するサポートが待っている。孤独な個人事業主になるのではなく、仲間がいる状態で独立できる出口を用意している点は、他の軽貨物会社との大きな違いだと感じた。
「地域の暮らしを支える」という軸がぶれない会社
配送の先には人の安心がある、という言葉を代表・鵜飼貴司氏は繰り返し発している。物流インフラの末端を担うことへの誇りを、スタッフ全員が共有できる組織作りを株式会社APERTOは目指している。一宮市音羽に拠点を置き、市内エリアの配送を担当するシンプルな事業モデルで、地域との距離が近い分だけ貢献の実感が得やすい。「荷物を届けてお礼を言われるのが仕事の励みになっている」という声も届いている。
「頑張ってみたい」という気持ちと誠実さを重視した採用方針は、経験値よりも人間性を見ている姿勢の表れだ。未経験でも着実に成長できる環境を整えながら、長く働き続けられる仕組みを整備している。


