建物の「これから」を見据えた相談窓口
解体を頼みたいのか、リフォームを先に進めるべきか、それとも売却を視野に入れるか——株式会社MRFへの相談は、工事の種類が決まっていない段階からでも受け付けている。解体・内装・造成・リフォームの四つを自社内で手がけながら、その後の売却まで一括して対応できる体制が整っているため、最初から話を整理してもらえる場として活用されている。戸建て・アパート・マンション・小屋・倉庫と対象建物の種類も広く、建物の用途で相談の入口が変わることはない。
宅地建物取引業者(愛知県知事(1)第26306号)の資格を持つ施工会社という組み合わせは、一見珍しいが実用的だ。工事と売却を別々の業者に依頼する場合に生じる情報の分断が、ここではほぼ起きない。
岐阜・三重にも広がる施工の射程
名古屋市北区を拠点に、愛知・岐阜・三重の東海三県へと施工範囲を広げているのが株式会社MRFだ。岐阜では地域の土地条件や環境特性を踏まえた工事計画を組み立て、三重では費用・工程・施工内容を丁寧に説明しながら進める方針を取っている。完全自社対応の構造により、打ち合わせから施工完了まで担当者が変わらない流れが保たれている。
地方エリアでの工事は業者が見つかりにくいという現実がある中、出張対応を前提とした事業展開をとる株式会社MRFには、岐阜・三重からの相談も寄せられているようだ。現地調査の対応が早かったという話が特に目立つ。
解体工事業と廃材処理の一体対応
建設業許可(愛知県知事 許可(般一 7)第112265号)のもとで解体工事業を手がける株式会社MRFは、廃材処理についても産業廃棄物収集運搬業許可(許可番号237018)を取得したうえで自社対応している。石綿作業主任者2名と一般建築物石綿含有建材調査者2名が在籍し、アスベストを含む建物にも専門的な処理で対応できる体制が整っている。近隣への事前説明、騒音・粉じん対策も含めた段取りで工事を進める方針だ。
古物商(第542542402500号)の資格を持っていることから、解体現場から出た物品の整理にも一部対応できる。工事に付随して生じる「物品の処分」という課題をワンストップで解消できる点を、利用者が利便性として感じるケースがある。
内装と造成でつくる、次に使える空間
解体後の土地を整える造成と、建物内部を再生する内装工事は、株式会社MRFの施工の中でも実用的な部分を支える二本柱だ。造成では傾斜地の平坦化や地盤強化、排水設計まで含めて対応し、建築や土地活用に向けた下準備を進める。内装では壁・床・天井の張り替えや間取り変更、設備交換を建物の状態に合わせて計画する。どちらの工事も、目的と将来設計を起点に計画を組み立てるアプローチを取っている。
「どんな順番で工事を頼めばいいかわからなかった」という入口から相談した結果、造成と内装をまとめて依頼したという事例は珍しくない。複数の工事を別々の業者に頼む手間と、そこから生じる工程のずれを回避できると感じた依頼者が多いようだ。


