独自技術による木材風仕上げの専門性
静岡市清水区に拠点を置くインファンシアは、スチール・アルミニウム・プラスチックといった人工素材に対し、本物の木材と見分けがつかないほど精緻な木目模様を施す塗装技術を有しています。従来の木目調仕上げとは一線を画する技術により、節や年輪の微細な変化まで忠実に再現することに成功しました。特殊な塗料と独自の塗装工程を組み合わせることで、触感すらも本物に近い仕上がりを実現しています。こうした技術力により、建築業界において新たな表現の可能性を広げています。
同社が手がけた案件では、鉄骨の柱に檜の質感を表現したオフィス空間や、樹脂製パネルをウォールナット調に仕上げた店舗内装などがあります。「まさか塗装だとは気づかなかった」という顧客からの反応も多く、その精度の高さがうかがえます。複雑な曲面や細部の加工が困難な部分でも、塗装という手法だからこそ実現できる自由度があります。実際の木材では困難な形状への対応が、多くのデザイナーや建築関係者から高く評価されています。
コルク質感も含む多彩な表現技術
木目調塗装に加えて、コルク調や石材調といった多種多様な質感表現も展開しています。特にコルク調仕上げについては、表面の凹凸感や独特の色むらまで再現する技術を確立し、カフェや雑貨店での採用が相次いでいます。マグネットボードや照明カバーなどの既製品も製造しており、空間に温かみを与えるインテリアアイテムとして人気を集めています。これらの製品は機能性を損なうことなく、見た目の美しさを追求した設計となっています。
正直なところ、同社の製品を実際に手に取ってみると、その完成度の高さに驚かされます。単なる見た目の再現にとどまらず、重量感や手触りまで考慮された仕上がりは、空間全体の質を向上させる効果があります。住宅リフォームから商業施設まで、設置後すぐに使用できる完成品としての品質管理も徹底されています。
小ロットから量産まで対応する受注体制
個人顧客の特注品から企業の大型プロジェクトまで、注文規模を問わず対応している点が同社の特色です。初回顧客には無償でサンプル板を提供し、実際の仕上がりを確認してから本格的な発注に進むことができます。見積もり段階では、素材・寸法・希望する木材の種類を伝えることで、短時間での価格提示を受けられます。木目調塗装に馴染みのない顧客でも、段階を踏んで安心して検討を進められる仕組みが整っています。
施工現場での作業も請け負っており、出張対応による現場施工では下地調整から最終仕上げまでを一貫して担当します。特に大型の建築プロジェクトでは、複数の職人が連携して統一感のある仕上がりを実現しています。完成後のメンテナンス方法についても詳細な説明があり、長期間にわたって美しい状態を保つためのアドバイスも提供されています。
全国展開を見据えた品質管理と技術革新
下地処理の段階から最終検査まで、全工程において厳格な品質基準を設けています。耐久性テストでは屋外環境での色褪せや剥離に対する抵抗力を検証し、10年以上の使用に耐える塗膜を開発しました。静岡の本拠地から全国への出荷実績も積み重ねており、気候条件の異なる地域でも安定した品質を維持しています。
技術開発面では新たな質感表現の研究も継続しており、竹材調や古材調といった従来にない仕上げパターンの実用化を進めています。建築業界のトレンドを先取りした提案により、設計事務所やデザイン会社との協業案件も増加傾向にあります。こうした取り組みが、木目調塗装という分野における同社のポジションをさらに強固なものにしています。


