創業30年超、飲料輸送で重ねてきた取引
有限会社のぞみ運輸は東京都江東区辰巳で、創業から30年を超えて運送業を営んできました。代表の根本佳治のもと、大手飲料メーカーの商品配送を柱に据えています。同じ荷主との取引を長く続けてこられた背景には、事故を出さずに運び通してきた運行の積み重ねがあります。年数だけでなく、任され続けた関係の長さが会社の土台です。
荷物が飲料であることも、経営の安定に効いています。飲料は季節や景気で需要が大きく揺れにくいため、月ごとの業務量が読みやすい荷主分野です。配送先は東京都内と近郊に絞られ、決まったルートを回る運行が中心になっています。安定した荷主と限定した配送範囲の組み合わせが、日々の仕事量を平らに保っています。
点呼のデジタル化と、荷待ちを抑える段取り
日々の運行はIT点呼システムから始まります。ドライバーは車庫に寄らず担当エリアへ直接向かい、終業後もそのまま帰宅する直行直帰を取り入れています。出社のためだけの移動が消えるので、一日の拘束が運行そのものに近づきます。点呼をデジタルで記録しながら、安全確認の手順はきちんと踏む運用です。
現場での待ち時間は、アプリの予約システムとパレット積みで短く抑えています。到着枠を先に押さえ、パレット単位で一気に下ろすため、順番待ちで長く止まりません。段取りが整えば15時台に退勤でき、早く終わっても日給は全額が支払われます。動きの速さがそのまま手取りと退勤時刻に反映される仕組みです。
大型免許があれば、7t車から始められる
大型免許を持っていれば、実務が未経験でも入り口は開かれています。乗り始めは7tウイング車からで、車体に慣れてから徐々に業務の範囲を広げていきます。先輩ドライバーと社長の根本が現場で運転操作や配送ルートを教えます。急に難しい仕事を振られる場面がないため、免許取得直後でも落ち着いて始められます。
職場の空気は、上下の線引きが薄いところに表れています。社長が荷積みの現場に入り、疑問をその場で言い合える関係が保たれているからです。個人的には、髪型や髪色まで自由にしている運送会社はそう多くないので、この柔らかさには好感を持ちました。堅苦しさを抜いた雰囲気は、入ったばかりの人ほど受け取りやすいはずです。
拠点は辰巳駅から徒歩10分ほど、西岬ビルの中にあります。営業時間は9時から17時、休みは日曜と祝日で、電話は03-5534-6598で受けています。家庭の予定が入ったときは、社員同士で声を掛け合って休みを調整します。都心寄りの江東区辰巳から、都内近郊の配送先へ日々出発しています。


